スティング
Sting

本名 : スティーブ・ボーデン
出生 : 1959/03/20 ネブラスカ州オマハ
デビュー:1985
初来日:1989/06

引退:2001/03

1985年、後に中南部UWFでディンゴ、WWFでアルティメット・ウォリアーとして売り出されるジム・ヘルウィグと共にデビュー。 1987年スティングの名で活躍していたUWFがNWA系ジム・クロケット・プロモーション(後のWCW)に合併され、その後WCWのトップスターになる。 WCWではリック・フレアーやニキタ・コロフ、新日本から遠征中のグレート・ムタこと武藤敬司とも抗争、人気を呼んだ。 2001年のWWFによるWCW買収までフレアーと共にWCWの看板を背負い、WCW Monday Nitro最後の放送では最大のライバルであるフレアーと、短時間ながらも感動的・感情的な試合を展開。

スティング: インタビュー

In His Grip (テッド・デビアス情報紙), 2001年12月・2002年1月号
インタビュアー: Tim Quinn

(Ted DiBiase Official Websiteより転載許可)

[ 英原文 ]

ハルク・ホーガンとユニバーサル(スタジオ)の新団体(XWF)に参加という噂がインタネットで広がってますが…。

まず言っておくと、その団体はホーガンのでもユニバーサルのでもありません。確かに連絡はありますが、参加するかどうかは判りません。『Never say "never" (絶対無いということは言うな)』と言い続けるのも嫌ですが、でもそうとしか言えません。

現在引退中ですし、おそらくこのままになると思います。よほどのことでない限り私を引っ張り出すのは難しい、ただそれだけです。

じゃぁ、今後は子供達に対して父親でいたいと…。

はい、ですが父親でありながらレスリングを続けることもできます。ただそれには一定のペースがありますし、15年間やってきたわけですし…。

では、『ブロンドヘアーのスティング』と『カラス』のキャラのどちらを気に入ってますか?

それぞれその時に合ってたというのがあるんです。ですが自分でやってて楽しかったのは『カラス』の方でしょうか。

カラスを意識したキャラだったのですか?

いや (笑)、なぜかああなったんです。

お兄さんが牧師をしている教会に通ってらっしゃいますが、彼のスタッフとして参加することはありえますか?

神がそういうのに導いてるという気がしません。私がこれまで通ってきた道に関しては、神の導きだったと信じています。スティングというレスラーとして、私の人生の中で神がなされてきたこと、私がどうやって救われたか、イエス・キリストとは誰かなどを証しするために導いてこられたのだと思いますし、実際それらのことに関して堂々と証ししています。

ではPWAで将来テッド(デビアス)と共に行動することはありますか?

これもまたありそうにない話です。プロレスに関しては引退してますから。今のところは引退してると言っておきましょうか…。

レスラーとしてではなくても、ニキタ(・コロフ)がやってる様に伝道師としては?

はい、それもよくわかりません。神はなんか別の方向に導いてくださってるんではないかと感じています。

ミリオンダラーマンやニキタ・コロフ、スティングといったキャラを使って、プロレスを通して伝えれるメッセージはあると思います。 プロレスに対してなにを描いてるかにもよります。言い換えると、私はあまり…、いやぁ、何て言えばいいんだろう…、 2、3試合したあと説教をするようなのにはあまり入っていくことはないと思います。テッドとニキタが言う『実例伝道』というやつですか。 その『実例伝道』自体は驚異的になれると思います。こちらカリフォルニアのプロミス・キーパーでのジョー・ホワイトが一週間半前にやったのは実際驚異的でした。 ですから、凄いものになるとは思いますが、私が描いてるビジョンとはちょっと違うのではないかと、ただそれだけです。 私が描いてるものもドラマ的なものですが、まだはっきりわからないし、プロレスも多少含まれると思いますが、善玉対悪役の様に組まれた試合でもありません。 あまりまだ話したくありませんが、ドラマ、音楽、ライト、そしてハイテクも取り入れた格好いい方式を考えてます。大きなスクリーンや素晴らしい音響設備など。 まぁそんな感じで私の頭の中で毎週毎週成長しつつあるビジョンがあるわけです。

今後も俳優としての活動は?

やりたいんですが、夫また父として忙しいですし、スー(夫人)と私がこれまでずっとやりたかった不動産業にも入っていきたいんです。実際パートナーもいますし、私が戦略として住んでいるこの地にオフィスも開くことになってます。家と土地も探しています。今は不動産と両親であることに専念しています。スティーブンはポップ・ワーナー・フットボールをしてますし、ギャレットは再び音楽を習い始め、その上野球も始めたいそうです。そして週二日のホームスクールと、とにかく時間を費やしてます。

ソニー・プレイステーションとか、ゲームはしますか?

いいえ。今まで唯一やって楽しかったのはテトリスだけです。

「本当の」WCWが終わった時、リック・フレアーと試合されましたね。試合後、抱き合って何かお互い語りかけてましたが、何を言ってたのですか?

はっきり覚えてませんが、「長年ありがとう。これっきりだな。」といった感じでしょうか。

最後の試合の中心人物として、どうでしたか? お二人にとっては途方もない名誉だったと思いますが。

面白いんですよね…。ある意味で名誉だったけど、別の意味では侮辱でした。

本当ですか?

はい! ビンス・マクマホンがWCWを買収した…。スティングとリック・フレアーがこれまでWCWの看板を背負ってきたので、最後にこの二人を使わないと多くの人々を怒らせるというのを彼は知ってたんだと思います。ただ、7分半かそれくらいの試合で、WWFを宣伝するためのものみたいでした。よくわかりませんが、他の方法もあったと思いますし、もっといいやり方もあったと思います。ですがしょうがないですね。

ファンにとってはお二人が最後の試合を飾ったのを見るのは栄誉でした。他のやり方は考えられませんでした。

多くの人達がそう思ってますからね…。

今のプロレスに対してどう思いますか? 気になりますか? それとも気にしてないですか?

はい、もう見てませんね。 WWFの視聴率が下がってるのは知ってます。 ロックやストーン・コールドとか、彼らは……プロレスの人気にも波がありますが、選手のせいではないと思います。 ロックやストーン・コールド、他の選手を責めることはできません。脚本がメロドラマみたいなんです。 脚本が悪いと視聴率にも影響します。殆どの場合は選手が悪いのではありません。ロックみたいに、これまでの他のレスラー以上の人気がありながらも、まだうまくいってないわけです。 何がおこってるのかよくわかりませんが、下品過ぎるし、それに…、私が当てはまる環境じゃありませんね。

話題を変えましょうか。イエス・キリストをどうやって知ったのですか?

どん底を見たんです。よく暗い絶望とか言いますが、そこまで行ってしまったんです。巡業ばかりの長年の間、家族は苦しんでいたのです。とうとう超自然的、神による介在が必要な時点に辿り着いたのです。いつもみんなに言ってることですが、薬やお金、契約、十分なおもちゃ、心理学者など、自分を治せるものが存在しないことを知ってたのです。そして悪夢から目覚めることもできないとわかってました。それが自分の生活で、何か超自然的を求め、手に入れることができたのです!

では、もし誰かが「スティーブ、どのようにして救われたんですか?」と聞いてきたらどういう言葉を返しますか?

イエス・キリストに服従し、全てを捧げてください。 主がこの地に生き、聖書はただのおとぎ話ではなく真実で、天国もあり地獄もあるという信仰を持ってください。 実際考えてみると…自分が死んだらどうなるか考えてみてください。 もし天国と地獄があれば、どちらに行きたいですか? もし天国と地獄とするなら、天国に行きたくありませんか? 地獄には行きたくないはずです。これまでの一番の悪夢、一番怖かった時を何百万倍、そのまた何百万倍にしたところ…そんなとこには行きたくないはずです。 脅しみたいですが、私を捕らえたのはこれだったんです。 ある日ある人がホテルで、「飛行機に乗るんですが、今日死んだらどこに行くのか知ってますか?」と聞いてきて、 それに関して実際じっくり考えてみたんです。「これが落ちたらどこに行くんだろうか?」 正直それまでそんなこと考えたこともありませんでしたが、飛行機が落ちたらということで何かに気付いたんです。 自分でベッドを直し、その上で寝なければいけない。そこから離れることができない悪夢…。 私はただこう言います。主イエスは生きて、私やあなたの罪のため十字架の上で死に、主を信じ信用し、心の中に入ってくれるように頼み、服従するなら、あなたの人生を変えることができるし、これまでなかった和解をもたらすことができます。 医者がなんて言おうと、これまで無かった癒しがあなたの体のなかにもたらされます。 主に何ができるかもっと続けれますが…。癒しの関係、信じられないくらい素晴らしいものです。

テッドに対してなにか感想は? これ、彼のニュースレターですから…。(笑)

何年も前、私が最初にビル・ワッツのUWFに入った時、すでにテッドはビッグスターで、トップのベビーフェース(善玉)でした。ジェーク・ザ・スネーク(・ロバーツ)はテッドよりちょっと前に(WWFに)去っていったと記憶してますが、そしてその後テッドが出て行ったと思います。 そしてミリオンダラーマンになったのですが、よく私は、「彼らみたいにビッグになりたい。ジェークも出てってうまくいってるし、テッドもそうだ。ああいう風になりたい。」と思ったものです。レスリングの面でも素晴らしいレスラーでした。試合運びも良く、駆け引きも上手でしたし、万能でした。マイクで喋らせても、素晴らしい声で凄かった。これは彼のニュースレターですが (笑)、でも本当です。 彼は自分のしてることに関して優秀でした。今でも、彼と一緒にいると、人々が彼に、「以前はあなたが大嫌いでした。」と言ってくるんです。 彼はあの低い声で笑うのですが、私がその場にいる時はその人に対して、「何だと思う? 彼が(悪役として)上手かったってことだよ。」と言ってあげるんです。実際殆どの人達が彼を嫌ってました。いい仕事をしたってことですね。

今はちょっと違うでしょう?

はい。人間としてでしょうか? テッドは私の周りに蒔かれた種の一つでした。そして実り、育ったんです。 今でもテッドは時々電話してきて、留守電にただ、「おいスティーブ、テッドだ。」 どこかの町に居てどこかの学校で子供達に話す準備をしていると。 そして、「今おまえのこと考えてたとこだ。おまえのことを愛してるし、お前と家族のために祈ってるよ。」と続くのですが、 いつも元気付けられます。スペシャルな男で、愛しています。


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