2009/11/08 中邑 vs 棚橋

カテゴリー: 『puroresu』 , 人物 , 観戦 [テレビ、オンライン]

8日に行われた、IWGPヘビー級選手権、王者・中邑真輔に前王者で負傷のため返上した棚橋弘至が挑戦した試合を見ることができた。

棚橋は、ここしばらく新日本プロレスのトップ選手として活躍してたが、キャラだけじゃなく試合内容も派手さを売りにしている。確かに凄い上手いんだが、あまり強さとか恐さってのを感じない。とにかく、自分にとっては、新日でトップをとっててほしくない、嫌いな選手。

中邑ってのは、自分が最近気になる数少ない選手の一人。デビューした頃は、結構面白いと思ったけど、2006年に海外遠征に出て、同年帰国してからは、「なんとなく、つまらん選手になったような…。」という印象があった。でも、時々出すコメントには、自分にとっては結構説得力があり、彼なりにプロレスを良くしていこうってのを感じられる。歴史に拘りながら未来を切り開いていきたいというのも、自分に合ってる。

そんな二人による、10度目の一騎打ち。今回は、入場の時から試合が終わるまで、棚橋にも殺気を感じることができ、正直、「なんじゃ、やりゃぁ、できるんじゃねぇか。」と思った。お互いかみ合ってるのか合ってないのか、サイコロジーとやらがあるのかないのか、わからないようだったが、それでもお互いのプロレスってのを、しっかり打ち出してたように思える。やっぱ新日本はこうでなきゃ。

とはいえ、もうちょっと、中邑にも、棚橋ほどとは言わんが、技のバリエーションってのがあればなぁ、とも感じた。

最後は中邑の勝利。だが、会場の雰囲気だと、まだまだファンのサポートを十分受けてないような気がする。まぁ、これからも、どんどん、昔の新日っぽい毒をばら撒きながら活躍してほしいもんだ。

プロレスの試合を見て、「こりゃぁ、ええのぉ!」って思ったのは、結構久しぶりかも。


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