今尚NWAを追う(24) – 『過酷な日々』

新テレビ王者誕生

カテゴリー: 今尚NWAを追う , 観戦 [テレビ、オンライン]

NWAは、2019年12月14日に生放送された初のPPV『Into the Fire』の翌日から2日連続で『NWA Powerrr』の収録を行った。今後は、PPVに2日間のテレビ収録が続くというこのパターンが繰り返されると思われる。かつてTBSでジョージア・チャンピオンシップ・レスリングWCWサタデーナイトが毎週土曜午後6:05開始だったことにちなんで、今後もYouTubeで毎週火曜6:05、FITE.tvでは毎週土曜6:05初回放送となる。

今回の注目点は、次回PPV『Hard x Times』で開催される復活世界テレビ王座決定トーナメントの予選。決勝を除いて、予選を含む全ての試合、そしてその後の選手権試合も毎週の放送開始時刻にちなんで6分5秒という時間制限になる。12月17日の放送では、早速第1戦として、ジッキー・ダイスがサル・リナウロとC・W・アンダーソンを3ウェイで破り、トーナメント予選出場権を得た。

12月17日には、『Into the Fire』でコルト・カバナからナショナル王座を奪取したアロン・スティーブンスがザ・クエスチョン・マークと共に登場。「ザ・クエスチョン・マークから、僅か3週間で『(架空の国)モングロビア空手』3段を取得したから、今後はシューター・スティーブンスと呼んでくれ。そしてもはや自分はNWAナショナル王者ではない。『NWAナショナル王者3段』だ。」と宣言。

世界タッグ王者組ロックンロール・エクスプレス (リッキー・モートン & ロバート・ギブソン)が、ザック・モスレー & ショーン・シムズを一蹴した後、インタビューでモートンが、世界ヘビー級王者ニック・オルディスについて意見を求められ、「オルディスは、偉大な王者だということは証明できていると思うが、ハーリー・レイスらのような過去の王者達の域に達するには、まだまだ道のりは長い。」と語った。

前タッグ王者組ワイルドカーズ (ロイス・アイザックス & トーマス・ラティマー)がゼインとデーブのドーソン兄弟を破った後、トーナメント予選に出場する選手達が登場、抽選で予選の組み合わせを決定することが発表された。その中には、ベルトを持って現れたオルディスの姿もあり、観客は唖然とした。

元テレビ王者ニキタ・コロフが登場し、最初の抽選を行い、次回の放送でリッキー・スタークスとエディ・キングストン、そしてコルト・カバナとザ・クエスチョン・マークが対戦することが発表された。

その後、オルディスがインタビューされ、「トーナメント出場を決めたのは、あらゆる挑戦者を既に退けたからだ。世界ヘビー級とテレビ王座の2冠王として歴史に名を残す。」と断言。だが、2018年10月のNWA発足70周年記念大会以来、『保険』として常に帯同していたにも関わらず『Into the Fire』で試合中セコンドに付こうとした際に追い返したカミールについて質問されると、表情を一変し、「彼女はもう俺の『保険』なんかじゃない。今後は自分自身の軍団を結成することを考えていく。」と答えた。

解説のスチュ・ベネットが、『Into the Fire』でオルディスが王座を防衛した後に突如現れたマーティ・スカルにインタビュー。ROHとの契約期間が終わり、AEW移籍が噂されるが、あえてNWAとの契約についての言及を避けながらも、世界王座への再度挑戦は希望していると宣言。また、「俺は、人々に推測させるのが好きなんだ。みんなには、俺がやろうとしていることを判ってると思って欲しくないな。」と不気味に語った。ちなみにベネットとスカルは兄弟弟子で、2人ともオルディスとはイギリス時代からの仲だ。

続いて、ティム・ストームが実況席に登場。ベネットに、オルディスとスカルについて質問されると、「オルディスと、スター性の強いスカルとの再戦は是非見てみたい。」と答えた。

ストームが引き続き実況席に解説として残ったまま、因縁の続くイーライ・ドレイクとケン・アンダーソンが反則負けなしの試合で一騎打ちし、ドレイクがフォール勝ちを収めた。

だが、試合直後にオルディスが再び実況席に登場。既に挑戦を退けているスカルとの再戦について言及したストームと口論になり、ストームはジャケットを脱ぎリング上で臨戦態勢に入った。オルディスと押し合いになると、ワイルドカーズも乱入、3人でストームを攻撃し始める。すると、カミールがリング内に入り、オルディスに詰め寄る。

と思いきや、突然振り返り、ストームにスピアーを食らわした。そして、トーマス・ラティマーといちゃつき始める。NWAに初登場した頃はWWEのブラウン・ストローマンの彼女として知られていたカミールだが、現在は実際にラティマーと付き合っているとのこと。オルディス、ワイルドカーズ、そしてカミールの4人による新軍団が誕生し、それまで声援を集めていたオルディスが本格的にヒールとなった。

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翌週は、通常なら火曜日である12月24日夕方の放送のはずだが、多くの人々がクリスマスイブを祝う時間帯ということで、あえて23日の放送だった。地上波やケーブルなどの通常のテレビとは違い、ネット配信だと、スケジュールだけではなく番組の長さも臨機応変にできるという長所がある。

まず、WWEでは本名のイライジャ・バーク、TNAではディアンジェロ・ディネロとして活躍したザ・ポープが大声援の中スタジオに現れ、「新しく軍団を結成するために、選手を探している。」と、NWA登場の意図を語った。

テレビ王座決定トーナメント予選では、リッキー・スタークスがエディ・キングストンにフォール勝ち。

ワイルドカーズの片割れ、ロイス・アイザックスが、メイ・バレンタインなる女性を引き連れて登場。「シングル選手としてもやっていけることを証明したい。」と語り、それに応えるかのようにジェームス・ストームがリングに上り相手に名乗り出た。だが、アイザックスは中々リングに入ろうとせず、待ちきれなかったストームはリングから降りアイザックスを攻撃。アイザックスはバレンタインと共にそのまま逃げ、リングアウト負けとなった。

その後、イーライ・ドレイクがシャンペーンの瓶を持って酔っぱらったかのような状態で、サンタクロースの格好をしたジョセファスとエルフの格好をした女性と共に、クリスマスの讃美歌を歌い始める。だが、オルディスがワイルドカーズ、カミールと共にスタジオに現れると、ドレイクは退場した。

インタビュアーのデビッド・マルケスは、前回の放送でのリッキー・モートンのコメントについてオルディスにに質問。そこでオルディスはロックンロール・エクスプレスを呼び出した。謝罪を求めるオルディスに対し、「意見を求められたから、答えただけだ。お前はたかだか2年かけて今のNWAを築き上げたようなことを言ってるが、俺達はNWAに生涯をかけてきたんだ。お前自身、ハーリーの弟子だったじゃないか。」と返すモートン。「ジェームス・ストームやティム・ストームと同じ目に遭いたくなかったら、余計なことは言わないことだな。」と告げながらスタジオを後にするオルディスの新軍団。ちなみにこの時ギブソンが着ていたのはタイガー服部引退記念のTシャツだった。

続いては、ピンフォールを獲った選手が、シングル戦での相手を指名できるという女子6人タッグ戦。世界女子王者アリシン・ケイがODBとアシュリー・ヴォックスと組み、メリーナ & マーティ・ベル & サンダー・ロサと対戦。一応、構図としては、親友ケイを裏切るようにベルを促したロサが悪役で、2人のリーダー格がメリーナ、そしてケイとODB、ヴォックスにターシャ・スティールスを加えた4人が善玉ということになっているが、実は初登場以来、最も人気があるのはロサだ。

試合後、マルケスがロサに対戦相手を訪ねたところ、一瞬ケイとの選手権試合だと答えるかと思われたが、メリーナが割り込んできて、ロサの相手はODBだと独断で決定。戸惑ったロサも、それに同意した。

もう一つのテレビ王座決定トーナメント予選では、クエスチョン・マークがコルト・カバナに勝つという番狂わせが起きた。

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翌週もまた、火曜日が12月31日だったため1月1日に放送。アメリカでは、大晦日の午後はカウントダウンの準備のような状態でパーティ気分に入り、どちらかというと元旦の方が何もせず大人しく暮らしていることの方が多い。

放送はされなかったが、日本でもお馴染みのスティーブ・コリノの息子コルビーが、ジョージア地区のベテラン、ジョージ・サウスを破った。

今回も早速『ナショナル王者3段』アロン・スティーブンスが登場し、「『モングロビア空手』の素晴らしさによって、NWA内の王座を総なめにする。」と主張。ノンタイトルのサブミッションマッチでサル・リナウロをコブラクラッチで破るが、試合後も技を外さなかったため、トレバー・マードックがリナウロの救出に駆け付けた。

「せっかく俺の技術を披露していたのに邪魔しやがって。俺のベルトが欲しいだけだろ。」と言うスティーブンスに対して、「そのベルトには興味ない。お前をぶちのめしたいだけだ。」と返すマードック。

「お前のテレビ王座決定トーナメント出場権をかけるなら、サブミッションマッチで勝負してやる。」と強気に出たスティーブンスだったが、マードックがインディアン・デスロックで勝利。

女子の試合では、ターシャ・スティールスがマーティ・ベルにフォール勝ち。大方の予想に反した結果に、悪役軍団のリーダー格メリーナは、観客の前でベルを怒鳴り散らす。

トーナメントの抽選でティム・ストームが対戦することになったのは、なんと…というか、当然オルディスだった。だが、それが決定するとオルディスは、「正月だし、過去のことは忘れよう。ストームも俺にとっては過去だ。世界王者として、わざわざリスクを背負ってまでトーナメントに参加する気はない。」とし、新軍団『ストリクトリー・ビジネス』の一員ロイス・アイザックスを代役に指名し出場させるが、ストームにフォール負け。

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1月7日の放送で行われたトーナメントの抽選では、翌週の放送でのゼインとデーブのドーソン兄弟対決が決定。

トーナメント予選では、ジッキー・ダイスがケイレブ・コンレーを破り、トーナメント出場8名の1人に決定。

悪役のサンダー・ロサがODBにフォール勝ちを収めると、ここでもまだ大歓声。

続いて、罵声の中オルディスが登場。ティム・ストームやリッキー・モートンを罵った後、「自分は、リッキー・スタークスほどの選手でも6分もあれば勝てるということを証明しにきた。とはいえ俺は、人々を輝かせることができるという点では、プロレス界のオプラ(ウィンフリー)の様な存在だ。今日もまた、リッキー・スタークスと試合をし、輝かせてやろう。」と強ぶる。

結局、オルディスとスタークスのノンタイトル戦は、案の定時間切れ引き分けに終わる。試合後、リッキー・モートンが登場し、「相手は将来を期待されてる選手なんだから、5分くらい延長してやれ。」と告げるが、オルディスは拒否。「彼に5分あげないのなら、俺に5分くれるか?」というモートンの一言も拒否し、罵声の中ベルトを持ってリングを去った。

この日のメインイベントでは、ジェームス・ストーム & イーライ・ドレイクの新チームがコルト・カバナ & ケン・アンダーソンと対戦するが、アンダーソンがレフリーに手を出したため反則負けし、試合後カバナと口論しながら退場。

オルディス率いるストリクトリー・ビジネスが再度登場し、ロックンロール・エクスプレスを呼び出し、オルディスとモートンを除くメンバーでの6人タッグマッチで、モートンのチームが勝利したら2人の間での世界選手権試合をすることを提案。ギブソンと組むメンバーを探してくるように告げた後、ワイルドカーズのパートナーとして紹介したのは、かつてWCWの王座を総なめにし、WWFとTNA、そしてIWGPのタッグ王座まで奪取したことのあるスコット・スタイナーだった。

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今やNWAの拠点となったジョージア州アトランタだが、1月11日にはROHの大会に、「俺達NWAのお膝元に乗り込んできて、ただで済むと思うな。」とニック・オルディスが乱入、マーティ・スカルと共にヴィラン・エンタープライズの一員であるフリップ・ゴードンを背後から攻撃した。AEW入りが噂されていたスカルが、ROHと選手としての契約を更新しただけではなくブッカーの1人としても就任したことから、2019年9月に袂を分かったNWAとROHが再び提携。更にROHは、しばらく選手の派遣がなかった新日本プロレスから、WWEレッスルマニア前夜の4月4日に開催されるフロリダ州レイクランド大会にジェイ・ホワイト、エル・ファンタズモ、ウィル・オスプレイ、そしてKENTAが出場することを発表し、一度は消え去ったかと思われた新日とのパイプも復活させた。

1月14日の放送では、トーナメント予選でゼイン・ドーソンとデーブ・ドーソンの兄弟対決が実現。ゼインがフォール勝ちを収め、トーナメント参加8名の1人として名を連ねるが、どうやらこの試合で負傷したらしい。

メリーナがアシュリー・ヴォックスと対戦し、フォール勝ち。試合後、前週サンダー・ロサもODBに勝ち、今回自分自身もヴォックスに勝ったことから、残るはアリシン・ケイの持つ世界王座だと主張。ケイを呼び出したはいいが、メリーナは、『次週』自分の計画を知らせると告げ、世界王者を焦らす作戦に出た。

続いては、ポープと共に登場したアウトロー・インク (エディ・キングストン & ホミサイド)とアロン・スティーブンス & クエスチョン・マークが対戦。スティーブンスがホミサイドをフォール。試合後ポープは、不満そうにアウトロー・インクを見つめたまま、独りでリングを後にした。

リッキー・モートンの世界ヘビー級王座挑戦権をかけた6人タッグでは、ワイルドカーズ & スコット・スタイナーの対戦相手としてロバート・ギブソンのパートナーに選ばれたのは、イーライ・ドレイクとティム・ストームだった。ギブソンがアイザックスをフォールし、モートンの世界王座挑戦が決定。

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1月21日放送分の第1試合では、サンダー・ロサがターシャ・スティールを一蹴。試合後、デビッド・マルケスがロサに、メリーナの言う計画とは何か尋ねると、「彼女しか知らない。」と一言。

実況のジョー・ガリがストリクトリー・ビジネスの一員ロイス・アイザックスを呼び出すと、アイザックスはメイ・バレンタインと共に登場。オルディスとモートンとの世界戦についての意見を求められたアイザックスは、「いつも目の前にいる俺ではなく、他の人間のことについてばかり質問しやがって。」と不満を述べる。更にガリは、アイザックスがバレンタインを帯同するようになってから、負け越していることを指摘。すると、アイザックスは、「俺が負け続けているのと彼女のことは関係ない。まだ彼女とは寝てないんだから。」と答えた。

アイザックスのタッグパートナーであるトーマス・ラティマーは、トーナメント予選でトレバー・マードックと対戦。マードックがフォール勝ちにより、トーナメント出場者にその名を加えた。

続いて、ジョー・ガリがメリーナとアリソン・ケイに同時インタビュー。メリーナはケイに、「私の仲間と対戦したがってるのは十分承知。だから、PPVではサンダー・ロサを相手に王座を防衛すればいい。ただし、その前に、これからマーティ・ベルとの反則負けなしの試合をするのが条件。」だと告げる。結局、ケイがベルにフォール勝ちを収めた。

デビッド・マルケスは、ポープとエディ・キングストンにインタビューし、前回の試合で負けたことについてコメントを求めた。ポープは、「負けたとは思っていない。彼らを成功の道に導いているだけだ。自分自身の『ホースメン』を結成し、NWAに大きな変化をもたらす。」と主張。キングストンも、「負傷したホミサイドと試合に出場するべきではなかったのかもしれないが、ポープに説得されたし、いずれにせよ勝つべきだった。負けるんじゃなく、学び続けてるんだ。」と付け加える。

アロン・スティーブンスが登場し、モングロビア空手の技を披露する『センセイ』クエスチョン・マークを紹介すると、大声援の中2人の覆面を被った弟子を連れてクエスチョン・マークがリングに上がる。アメリカ人にはウケても、日本人の多くは引いてしまいそうな、典型的なインチキ空手の『披露』が数分間続き、最後にクエスチョン・マークが板割りをしようとすると、スティーブンスが、「自分も準備ができた」と言いながらリングに上がる。スティーブンスが板を割ろうとした時、弟子の片方が覆面を脱ぐと、リッキー・スタークスだった。スタークスは持っていた板でスティーブンスを攻撃。会場は盛り上がってたが、日本人の自分にとっては、ちょっと長過ぎたのが正直なところ。

トーナメント出場予定だったゼイン・ドーソンが負傷したため、代わりの出場者を決定するガウントレットマッチも行われた。ケイレブ・コンレー、C・W・アンダーソン、ジョセファス、コルト・カバナ、デーブ・ドーソン、アロン・スティーブンス、サル・リナウロも出場したこの試合では、ケン・アンダーソンが勝ち抜いた。

他にもトーナメントでは、リッキー・スタークスはマット・クロスと、そしてジッキー・ダイスはROHのダン・マフとそれぞれ対戦、更にはPPVでのオルディスとフリップ・ゴードンのノンタイトル戦も発表された。

PPV開催3日前の放送のメインイベントは、オルディスとリッキー・モートンとの世界ヘビー級選手権試合が行われ、約11分の応酬の後、オルディスがフォール勝ちで王座を防衛した。

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そして1月24日、PPV『Hard x Times』開催。

世界女子選手権試合の後、ジョー・ガリがマーティ・スカルを呼び出してインタビュー。自らも再度世界王座挑戦を希望しながらも、なぜオルディスがフリップ・ゴードンとの試合に王座をかけないのかと不満を表す。そこでオルディスも登場し、「今のNWAは俺の掌の上で、ここを仕切っているのはこの俺だ。ゴードンとの試合に王座をかけてもいいが、その代わり、俺が勝ったら、今後のNWAとROHの提携については、全て俺が仕切るということを約束しろ。」と条件を突きつける。スカルが戸惑いながらも同意したことから世界戦が決定した。

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試合結果 (左側が勝者):

  • トーナメント1回戦: トレバー・マードック (3:08) ザ・クエスチョン・マーク
  • トーナメント1回戦: ダン・マフ (2:35) ジッキー・ダイス
  • トーナメント1回戦: リッキー・スタークス (3:50) マット・クロス
  • トーナメント1回戦: ティム・ストーム (不戦勝) ケン・アンダーソン
    ※ アンダーソンは、医者からの許可が下りてないという理由で欠場。
  • 世界タッグ選手権3ウェイ戦: ジェームス・ストーム & イーライ・ドレイク (8:09) ロックンロール・エキスプレス (リッキー・モートン & ロバート・ギブソン) [王者]、ワイルドカーズ (ロイス・アイザックス & トーマス・ラティマー)
    ※ ドレイクがモートンをフォールし王座奪取。試合後、新王者組は、前王者組と握手し、長年の功績を称えた。
  • 世界女子選手権: サンダー・ロサ (18:05) アリシン・ケイ
    ※ 王座移動。同大会で最も大きな声援。
  • トーナメント準決勝: トレバー・マードック (3:27) ダン・マフ
  • トーナメント準決勝: リッキー・スタークス (4:43) ティム・ストーム
  • ナショナル選手権: スコット・スタイナー (6:30 反則) アロン・スティーブンス
    ※ スティーブンスが王座防衛。
  • 世界ヘビー級選手権: ニック・オルディス (15:20) フリップ・ゴードン
    ※ オルディスが王座防衛。
  • 世界テレビ王座決定トーナメント決勝(時間無制限1本勝負): リッキー・スタークス (9:21) トレバー・マードック
    ※ スタークスが新王者に。

また、今回の大会中には、次回のPPVとして、昨年に引き続き4月に『クロケット・カップ』タッグトーナメントが、通常のスタジオよりも大きな会場で開催されることが発表された。ROHがNWAや新日と再び提携したことから、今回も昨年同様、新日からのチームの出場が予想されるが、CMLLからの出場については、『NWA Powerrr』のインタビュアーでプロデューサーの1人でもあるデビッド・マルケスとの関係を考えると難しいかもしれない。

それとも新日だけではなく、CMLLからのクロケット・カップ出場もあるのか?

復活テレビ王座は登竜門となり得るのか?

悪役トリオのリーダー格メリーナと、サンダー・ロサやマーティ・ベルとの微妙な関係は?

今年のクロケット・カップでも昨年同様オルディスとスカルの世界戦となるか?

次回PPVまで約3ヶ月もあるのなら、それまでにこのシリーズでもう1回は投稿するべきなんだろうか? (笑)

まだまだ目が離せないNWAなのである。


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