スティーブ・ウィリアムス (1960 – 2009)

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Steve Williams

昨日、また一人偉大なレスラーがこの世を去った。

オクラホマ州立大でフットボールの選手としてオールアメリカンに選ばれ、アマチュア・レスリングでもNCAAトーナメント決勝で後のオリンピック金メダリスト、ブルース・ボームガートナーに敗れたものの、両競技において優秀な成績を残した後、1982年にプロレス入り。

自分が彼の試合を初めて見たのは、新日本プロレスとテキサス州ダラスを本拠としていたWCWAが提携し、1985年12月に新日勢がダラスへ遠征した際の試合がテレビで放送された時だった。猪木の相手をしたのがこのウィリアムスだったので、強く印象に残ってた。翌年の初来日し新日で活躍した後、90年には全日本プロレスに参戦。当初は新日からの貸出という印象があったが、結局移籍した形となった。

全日では、故テリー・ゴーディとのタッグで活躍。アメリカでも世界タッグ王座に就いた。

決して器用な選手じゃなかったが、強さは十分見せつけてくれたと思う。自分が好きなレスラーの一人でもあった。

実は、彼に一度連絡を取ろうとしたことがある。日本で活躍後、イエス・キリストへの信仰を持ったということを聞いてたんで、このサイトの『信仰』のセクションに彼の証を載せたかったからだ。

残念ながら、連絡を取ることはできなかったが、後に自伝『How Dr. Death Became Dr. Life』を出版、自分がやってるウェブサイトなんかよりも、もっと多くの人達にクリスチャンとしての証ができたんじゃないかと思う。宣教活動の中で、問題を抱えているこども達を助けたり、試合後のリング上から福音のメッセージを伝えたり、時には観客と共に祈ったりしたという。

RIP…


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