証
[ 英原文 ]
私はプロレスのトップ選手の一人として世界中を旅しました。悪役としても『最悪』の一人でした。筋書き上では文字通り、ソビエト連邦からアメリカ人に『本物』を見せに来た優秀な選手でした。英語は一言も話さないロシア人でした。それが私のキャラクターで、とてもうまくいきました。プロレス史上今でも語り継がれています。
ですが実は、私はミネソタ州ミネアポリスのプロジェクトで福祉を受けながら成長した人間でした。1週間7日、1日24時間ロシア人を演じていたのです。プロレスラーとして最初の13年は、『叔父』のイワン・コロフ以外には公の場で英語を喋ることはありませんでした。その後は下手な英語のみ話しました。
私が『演じていた』役は、心無い冷酷さを持った邪悪で誰にも同情しない男でした。私にとってそれは、現実の私とあまり変わらなかったので、簡単な役柄でした。(その後私は『善玉』に転向しました。) 1993年に引退した時、私は自分の人生とキャリアを振り返っていました。
栄誉や名声、幸運などを手に入れたはずですが、 なぜか心の中は空っぽでした。 この世では名誉と幸運が私を幸せにすると言われてきましたが、私はこれら全てを持っているにもかかわらず、未だ満たされていませんでした。 1993年10月、ある教会の礼拝に出席した際、会衆が祭壇へ招かれた時、すぐに私はそれまで人生の中で何に欠けていたのかわかりました。イエス・キリストとの関係だったのです。そして私の人生は変わりました。この7年間が、私の人生の最初の34年を超越したのです。 主が扉を開かれ、この私に世界中で伝道する特権と栄誉を与えてくださったのです。
以来私はアメリカや世界中の教会や学校、刑務所、路上でお話する機会を与えられています。これまで私が、神様がどの様に私に『心の手術』を行われたかを分かち合ってきた中で、何千人もの人々がイエス様のところに来て、神様の心と人生を永遠に変える力を経験するのを見てきました。
主は、私が証しする様に導いてくださっただけではありません。今の教会のために、私の中に御言葉を与えてくださっています。神の王国を建てるためでしたら、よろこんでみなさんの活動のお手伝いをさせていただきます。

