(自称)タイガーマスク推参!

カテゴリー: ニューヨーク , 信仰

普通は『参上』とか『登場』なんだろうが、「タイガー…」とタイプし始めたところで、ふと「ライオン丸見参!」に対する「タイガージョー推参!」を思い出してしまった。もちろん再放送でしか記憶がないが…。

今、日本ではタイガーマスクブーム。『伊達直人現象』が全国で起こっている。漫画でタイガーマスクの正体だった伊達直人を名乗り、匿名で全国各地のこども関係の施設に寄付がされてるのだ。

だがアメリカには、それよりもっと前からタイガーマスクを名乗り、米国各地の日本人クリスチャン達を賑わしていた男がいた。それも二代目タイガーマスク、故・三沢光晴からもらったというマスクを被って。

『(自称)タイガーマスク』なる者が、一部のプロレスファン達の間で噂になったのは、去年の7月下旬、ニューヨーク・タイムズ紙の第一面に、あのアブドーラ・ザ・ブッチャーと共に写真に載った時だ。

Abdullah the Butcher on New York Times

写真だけではなく、実際の記事の中でも「Tiger」として紹介され、ある有名なプロレスニュースブログでもネタとして取り挙げられた。本人曰く、ブッチャーは「アトランタの親父」らしい。

その(自称)タイガーマスク、昨日うちの教会の礼拝に二度目の登場。じゃない、推参。

(自称)タイガーマスク、NYJCに推参!今回の目的は、こども達にプレゼントということで、礼拝前に30分程行なわれる、こども向けの礼拝に乱入、「しっかり勉強せえよ」ってことで、色鉛筆セットを教会に寄付。「元祖は俺やろ!? でもランドセル買う金ないしなぁ…。」と、日本でのブームを黙って見てるわけにはいかなかった。

Abdullah the Butcher House of Ribsよく見ると、この寒いのに、ブッチャー経営のレストラン『Abdullah The Butcher House of Ribs』の非売品Tシャツを着ている。「昭和ですから。暖かい格好なんかしてると、鬼軍曹(長年新日本プロレスで若手の育成に貢献した故・山本小鉄)に怒られるんで。」と一言。礼拝中も、しっかり聖書を読み、牧師の話にも(多分)ちゃんと耳を傾けていて、奇怪な格好とは裏腹に、あくまで真面目な態度だった。

礼拝後は、教会でみんなと軽く(?)昼食を済ませ、次の目的地であるニュージャージー日本語キリスト教会の午後からの礼拝へと旅立っていった。

“(自称)タイガーマスク推参!” への1件の返信

コメントは受け付けていません。


Credits for pictures and images are given to these sites/people.

Copyright © 1995-2025 puroresu.com. All rights reserved. Privacy Policy